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喘息・アレルギー

<おしらせ>

当院ではインフルエンザの市中での流行を受け、本年は例年より早くインフルエンザワクチンの接種を開始しました。

ご希望の方はご来院の上、受付にその旨お申し出下さい。

また当院では発熱患者さんは戸外での診療となりますが、本シーズンより当院でもコロナウイルス・インフルエンザウイルス抗原検査を開始しております。ご希望の方は、あらかじめお電話でご連絡の上、ご来院下さい。

二見浦内科

~地域に根ざして半世紀~

当院は2022年11月で開設50周年を迎えました。

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また当院では発熱患者さんは戸外での診療となりますが、本シーズンより当院でもコロナウイルス・インフルエンザウイルス抗原検査を開始しております。ご希望の方は、あらかじめお電話でご連絡の上、ご来院下さい。

二見浦内科

~地域に根ざして半世紀~

当院は2022年11月で開設50周年を迎えました。

 当院では喘息・アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎などの各種アレルギー疾患に対して、アレルギー学会・呼吸器学会・皮膚科学会などの最新の診療ガイドライン・知見をふまえ、院長自らの罹病経験と多くの診療経験を生かして、それぞれの患者さんにあった適切な検査・治療を行い、高い治療実績をあげています。

 アレルギー疾患は発症早期に治療を開始することがその病気や体質の進行を食い止める為に大変重要となりますので、出来るだけ早めに受診されますことをお勧めいたします。また、喘息に関しては特に当院の得意とする分野であり、今までの治療ではあまり成果が上がらず半ば諦めていらっしゃる患者さんも、当院でより専門的な治療・指導を受けることにより比較的早期にコントロールが得られる可能性が高いため、是非一度当院にご相談下さい。

咳について

 咳は洋の東西を問わず患者さんが医療機関を訪れる頻度の最も高い症状の一つです。咳はその持続期間により急性の咳(発症3週以内)・遷延性の咳(発症後3~8週)・慢性の咳(発症後8週以上)に分けられ、その原因も様々です。急性の咳は多くの場合呼吸器感染症によるものですが、遷延性・慢性の咳は痰の出にくい咳と痰の出る咳に分けられ、痰の出にくい咳は、喘息の一亜型である咳喘息、アトピー咳嗽、 薬剤性の咳であることが多く、これに続いて胃食道逆流、感染症、間質性肺炎、腫瘍などが原因となります。

 また痰の出る咳は副鼻腔気管支症候群、副鼻腔炎、後鼻漏、慢性気管支炎、気管支拡張症、喘息、感染症、腫瘍などが原因となります。8週間以上長引く咳であっても、適切に診断してそれぞれの病態にあった治療を行えば、ほとんどの咳は治すことが出来ます。

 当院では呼吸器科・アレルギー科の専門的な観点から、呼吸器学会・アレルギー学会の最新の知見をふまえて咳の性質や状態・経過を丁寧に問診した上で、胸部X線写真や呼吸機能検査を行い、咳の原因疾患の鑑別を行っております。適切な鑑別診断の結果に基づく適切な治療法を選択することにより、長く続いた咳も治療することが可能ですので、慢性の咳でお悩みの方は諦めることなく、是非一度当院までご相談下さい。

花粉症・通年性アレルギー性鼻炎について

 近年、鼻アレルギーの患者さんが急増する傾向にあり、発症年齢も年々若年齢化しています。スギやヒノキ、イネ科植物に対するアレルギーをお持ちの方は季節的に症状が現れるため「花粉症」と呼ばれますが、家ダニやハウスダスト(室内塵)等に対するアレルギーをお持ちの方は一年を通して症状が見られるため「通年性アレルギー性鼻炎」と呼ばれます。どちらも病気の本体は基本的に同じで、どちらの場合も鼻の粘膜がアレルギー性の炎症により傷害されることによって、くしゃみ・鼻水・鼻詰まりなどの症状が現れます。

 鼻アレルギーには一般に薬局などで売られている抗ヒスタミン剤などに人気がありますが、これは症状を一時的に押さえるための対症療法にすぎません。眠気などの副作用も強く出ます。これに対し、鼻アレルギーの一番良い治療法は、症状を抑えながらアレルギー体質そのものをも改善していく治療法です。点鼻薬による局所療法と内服薬による全身療法をうまく組み合わせることにより、症状をコントロールすると共に体質までをも徐々に改善することが出来ます。

 改善の度合いやそれにかかる時間は個々の患者さんによって異なりますが、アレルギー治療に精通した医師の指導のもと、こつこつと治療を続けて戴くことにより、当院ではかなりの患者さんで体質改善の治療成果を上げています。とくに発症早期の方ほどより早い治療成果が期待できる上、対症療法にばかり頼ることで却ってアレルギー体質を悪化させることさえ起こり得ますので、自己判断で対症療法を続けることなく、早めに受診され、正しい治療を受けられることをお勧め致します。

 尚、一部の医療機関ではいまだに強力なステロイドを注射することにより鼻アレルギーの治療を行っているようですが、この治療は専門家の間ではまず行われない副作用の多い治療法です。症状が早くとれる治療が決して良い治療法とは限らず、却って身体に取り返しのつかない害を及ぼすことがありますので、治療法の選択には十分ご注意下さい。

気管支喘息について

 喘息とは、何らかの原因で気道に慢性の炎症が起きて刺激に敏感になり、ダニや埃などに対するアレルギーや感染症・風邪・ストレス・運動などの刺激によって発作的に気道が狭くなる病気です。発作が起こると空気の流れが悪くなり、呼吸困難・咳・喘鳴(ヒューヒュー、ゼーゼーという呼吸音)などの症状が現れますが、自然にまたは薬によって気管が開くと症状が無くなります。

 しかし、気道が敏感になっている背景として、常に気道に慢性の炎症がある訳ですから、発作を起こしているときだけでなく、普段症状がないときにも治療を続けていく必要があります。逆に発作の時にのみ治療を受けて発作のない期間の治療を怠っていると、慢性の炎症のために気道が徐々に変質してしまい、元に戻らなくなってしまいます。

 病気や体質を進行させない為には、出来るだけ発症後の早い時期から適切な治療を受けることがとても大切です。このように喘息の治療は発作時の治療(主に気管を開く治療)と発作時以外の安定期の治療(主に慢性の炎症を抑える治療)を組み合わせて行っていくことが重要となりますが、幸いにも近年喘息の治療法が飛躍的に進歩したため、治りにくい成人の喘息であっても適切な治療を続ける限り大部分の患者さんでほとんど症状無く生活することが可能になりました。喘息の患者さんは一度コントロールの方法さえ身につければ、健康な人と変わらない生活が送れるのです。喘息は体質が関係する治りにくい病気というイメージを持たれがちですが、決して喘息は治らないと悲観することはありません。

 正しい治療を受け続けていれば、時間はかかっても徐々に体質が改善され、病気がほとんど治ってしまう患者さんも出てきます。専門医の指導のもと、正しい治療を根気よく続ければ必ず報われる病気ですから自信を持って治療を続けて戴きたいと思います。尚、喘息には咳だけを症状とするタイプの喘息(咳喘息)もあり、放置しておくと普通の喘息に進行することがあります。長い間咳だけが続くという方も一度当院を受診されることをお勧めいたします。

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