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dr-column二見浦内科 院長コラム
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虫刺され

親として虫の中でも、身近なものとして蚊が一番気になります。

たかが蚊と侮れないのが蚊です!
子供の肌が柔らかいせいか、体温が高いせいかは分かりませんが、子供がよく刺され、そこが驚く程腫れて、時には膿むことがあるからです。

特に赤ちゃんは皮膚の抵抗が弱く、虫刺されの経験がないため、蚊などに刺されると、激しい炎症反応を起こすことがあるそうです。

赤ちゃんや子供は「かかないで」と言っても理解出来なかったり、無意識にかいてしまい、悪化して強いかゆみと赤いブツブツを伴う小児ストロフルスになることも。
また、刺されたところをかきこわした傷口に黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などの細菌が感染してとびひになることもあるそうです。

痕が残ったり、症状が広がったりするのは、親として避けたいものです。

蚊に刺されないことが一番の対策!

まず一番は蚊に刺されないようにすることです。
室内用ならば、皆さんご存じの通り薬局に対策をとる商品が沢山売っています。
我が家でも、網戸に貼る虫除けや玄関先にぶら下げるもの、それでも室内に入って来た蚊をやっつけるスプレーや薬剤が拡散する機械など4月頃から早めの対策をとっています。
外では皮膚に直接塗る虫除けの他にも子供の手首・足首にはめるブレスレットタイプの虫除けもあります。

それでも、蚊はいつの間にか赤ちゃんや子供の肌を刺してきます。
刺されたら、すぐにきれいな水で洗い流し、腫れる前に市販の虫刺され薬を塗っておくと症状が軽くなります。
また、かきむしらないように爪を短く切って、手を清潔にすることが大切です。

腫れがなかなかひかなかったり、とびひのような水疱を見つけたら、早めにかかりつけのお医者さんに診てもらって下さい。
とびひになってしまうと感染力が強いので他の部位にもあっという間に広がってしまいます。

もうすぐプールの季節になります。とびひなどでプールに入れなくて子供がつまらない思いをしなくていいように、親としても最善を尽くしたいものですね。

Category : 二見浦内科 院長コラム
二見浦内科ドクター 嘉久 裕国

慶應義塾大学医学部を首席で卒業後、大学病院、国立病院、赤十字病院等で内科を中心に幅広い研修を積む。目下、自らが克服した喘息・アトピー性皮膚炎・慢性蕁麻疹などのアレルギー疾患を中心に、生活習慣病・花粉症・湿疹から各種疾患のプライマリ・ケアまで多岐にわたる診療を実践。何でも相談できる頼もしい「かかりつけ医」として日々熱意ある診療を行っている。

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