病気について

睡眠障害・不眠について

 良い睡眠とは、「寝付きが良く、途中目覚めることもなく、起床時に熟眠感があって、日中に眠気が残らず、作業効率もよい睡眠」のことを言い、その人に取って日中支障なく生活出来れば睡眠は十分と言えます。言い換えれば睡眠には何時間必要という正常値がないのです。逆に上記のうち一つでも障害があり、日常生活に何らかの支障を来す場合を睡眠障害(いわゆる不眠症)と言い、治療の対象となります。

 睡眠には脳と身体を休ませる作用があるばかりではなく、各種ホルモン・免疫系に影響を与え、身体の修復などにも関わり、生体リズムの調整にも関与しているため、睡眠障害を長期間放置するとこれらの働きが損なわれて様々な病気の原因となることがあります。睡眠障害の主なものは精神生理性不眠症、睡眠時無呼吸症候群、概日リズム睡眠障害などで、それぞれにあった治療・生活指導を行うことでこれらの睡眠障害を改善し、より快適な睡眠を取り戻すことが出来ます。

 当院では丁寧かつ適切な問診に加えて、簡易型ポリソムノグラフィー(睡眠解析装置)を使った睡眠検査を行い、睡眠障害を鑑別、それぞれの患者さんに合った生活指導と薬物治療を行っております。睡眠剤を飲むことに不安を訴える方も多いようですが、それぞれの患者さんの病態に合った安全・適切な薬を厳選して処方し、睡眠剤の導入後も病状が安定した場合には注意深く経過を見ながら薬を漸減すれば、最終的には薬を中止することも十分可能です。快適な睡眠が得られずにお悩みの方は是非一度当院までご相談下さい。

▲このページの先頭へ